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昔からある農業。
高齢化が進みなかなか売る場所もない。このままでは代々守り続けてきた下高井の農業が無くなってしまう。
いまやらねば。自分たちがやらなければならない。
14年前から始まったこの朝市は下高井の農家さんを守るためにできました。今は毎月第1、第3日曜日の朝6:30~9:30に朝市が開催されています。
ここで売られている農産物は生産者の家庭で食べているものと同じもの、すべて自分たちで作ったものを出しています。
ゆめみ野野菜のシールが張られた野菜をカスミゆめみ野店さんで置いているのをご存知でしょうか?カスミゆめみ野店さんでも下高井朝市に出ている野菜と同じものが買えるのです!皆さんも見つけたら食べてみてくださいね。
「カスミゆめみ野店ができると聞いてこの朝市も終わりか…」
こんな弱気なことも考えたことがあったという寺田さん。
実際はというと…うまく共存ができ、カスミゆめみ野店さんで買ってくれた消費者の方が朝市に来てくれることもあり下高井朝市が広がったのを実感していると話してくれました。
目印は野菜に貼ってあるゆめみ野野菜のシールです。シール考案者の「えんまこさん」
かなり怪しい感じなのでスルーしようと思いましたが、ここはとねーがネット!!踏み込みました(笑)
ー私も下高井で育ちました。新しくこれからのゆめみ野は若い世代の方も多く、下高井で立ち上がった農家の方たちの素晴らしい野菜をゆめみ野の人たちにも、もっと広めたい。朝市を開くことで交流ができ仲良くやっていきたいと思っている農家の人たちにじぶんなりのできることをしたい。そんな思いでこのステッカーを作りました。
めっちゃしっかりしてました。見た目判断してすみません…
さらにこのゆるキャラ!下高井朝市のPRをしているゆるキャラのユメミンです。取手ゆめみ野を中心に街を元気にしていくPR活動をしています。様々なイベントで会えると思いますので会った時はなでなでして抱きつくととても喜ぶらしいですよ。
■ゆめみん委員会(Twitter)
この朝市ではゆめみ野地区の新住民の方との交流の場にもなっています。
寺田さん曰く
「顔を知るということは、その土地の防犯にもなる、安心できる野菜、安心できる土地にしていきたいそのためにはこの朝市はとても素晴らしい場所。なので何かあったらすぐに電話して、すぐに行きますから」
実際に寺田さんは将門会という地域防犯の組織もやっていてナント24時間対応なのです!
地元の農家さんを守りたい。その土地に住む農家の方たちが立ち上がり始まった下高井朝市。今後はどんな形になっていくのか生産者の一人でもある篠原さんにお話を伺いました。
ー今懸念していることは、農作放棄地が増えてしまっていること。農作物を生産していた昔と違い、雑草や木が生い茂り、火災の危険、散歩をする人、地域の子供たちが防犯上危ないところがあります。その土地を今の雑草の緑ではなく、農地の緑にしていきたい、徐々にですがみんなと力を合わせて進めているところです。
ーさらに、今のやっていることを下の世代に全て下してその世代にあった下高井朝市になればいいと考えています。
新規就農で30代の方が増えてきているようだがまだまだ。もっと増えてほしいと思っています。そのためには先頭に立っている我々ができることをもう少し頑張らないと。地域の方たちと仲良く、我々が一生懸命作った美味しい野菜を食べてもらい、顔見知りになり安全な場所になるようにしていきたいと思います。
自分たちが作った野菜を売るだけではなく、その土地の人との交流を持ちさらには地域安全までを視野に入れている下高井朝市の皆さん。
取材の日は楽し気に聞こえる小鳥のさえずりと小さな生物との交流もありました。
とねーがが思ったのは【ここ】に何かがある。
で完結するのではなく、【ここ】にあるものはこのような背景があり、このような思いで続けているというストーリーを知れば知るほどファンになり、気にかけるようになり、知ったことで購入やその先のお手伝いというアクションに移しやすくなるのかなと思いました。
最後にいただいた採れたてブロッコリーその日のうちに家族で美味しく頂きました。
■下高井朝市HP